現職と2新人が届け出 浜松市長選
2019年3月24日
浜松市長選は24日、4選を目指す現職鈴木康友氏(61)、共産党が推薦する新人の農業野沢正司氏(69)、自民党静岡県連が推薦する新人の元市議山本遼太郎氏(32)の無所属3人が届け出た。同日、行政区再編の是非を問う住民投票も告示された。区再編を巡る3人の主張は分かれており、主な争点になる見通し。
鈴木氏は現在の7区から3区への再編を主導する。行政の簡素化で生まれた財源を、高校生の医療費助成や介護保険事業などに充てるとする。
山本氏は3区案を人口比の偏りや行政サービスの低下を招くと批判。まずは7区を維持したまま地域の活性化を図るべきだと訴える。
野沢氏は各区のコミュニティーを壊すべきではないとして、区再編自体に反対する。
(共同)