現職と2新人が届け出 静岡市長選
2019年3月24日
静岡市長選は24日、新人の元静岡県議天野進吾氏(77)、3選を目指す現職田辺信宏氏(57)=自民推薦、新人の元県労働組合評議会議長林克氏(63)=共産推薦=の無所属3人が届け出た。
田辺氏は「待機児童ゼロの実現」を子育て支援の成果とアピール。公約に清水港での水族館新設計画の推進や認知症予防の支援を掲げる。
天野氏は合併前の静岡市長を2期務めた。市街地の活性化を進める一方、津波浸水想定区域への新清水庁舎建て替え計画など市の事業の一部見直しを主張する。
林氏は新清水庁舎計画の中止などハコモノ行政から脱却し、賃金の底上げを図る条例の制定や非正規労働者の待遇改善を訴える。
(共同)