浜松、静岡など6政令市 市長選きょう告示
2019年3月24日
統一地方選の第二弾となる六政令市長選が二十四日、告示される。札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の各市で、二十一日に告示された十一道府県知事選や、二十九日告示の四十一道府県議選、十七政令市議選とともに四月七日に投開票される。
浜松、静岡の市長選はいずれも三つどもえとなる見通し。浜松では行政区再編を巡る住民投票が同時に実施される。
浜松市では四選を狙う現職の鈴木康友氏(61)と、ともに新人で元自民党市議の山本遼太郎氏(32)、共産党の推薦を受ける農業野沢正司氏(69)が立候補を予定する。
静岡市では三選を目指す自民党推薦の現職田辺信宏氏(57)と、元旧静岡市長の県議天野進吾氏(77)、共産党推薦の元県労働組合評議会議長林克氏(63)が争う。
大阪市は「都構想」の是非を争点に府知事選とのダブル首長選となる。府知事から転身を狙う地域政党・大阪維新の会代表と、自民党を中心とした「反維新」陣営が支援する元市議の一騎打ちの様相だ。相模原市では自民支持層が三分裂。元野党系国会議員も立候補する。札幌、広島両市では現職に与野党が事実上を含めて相乗りする構図となる。