浜松、静岡市長選 あす告示
2019年3月23日
◆いずれも現新3氏出馬予定
浜松、静岡両市の市長選と、浜松市の行政区再編の賛否を問う住民投票が二十四日、告示される。投開票はいずれも四月七日。統一地方選としては初めて選挙権年齢が十八歳に引き下げられる。
浜松市長選は四選を狙う現職の鈴木康友氏(61)と、ともに新人の元自民党市議山本遼太郎氏(32)、共産党が推薦する農業野沢正司氏(69)の三人が無所属での立候補を表明している。
区再編をはじめとした行財政改革への取り組みや中心市街地活性化、水道事業のあり方などを巡り、三人の舌戦が行われる見通し。
静岡市長選に出馬を予定するのはいずれも無所属の三人で、三選を目指す自民党推薦の現職田辺信宏氏(57)と、ともに新人で元旧静岡市長の県議天野進吾氏(77)、共産党推薦の元県労働組合評議会議長林克(かつし)氏(63)。
政令市として初めて七十万人を割った人口減少対策、社会資本整備や行政連携を見据えた知事との関係改善、観光、防災政策が争点となり、いずれも現市政の評価に結びつく。