松川町長に39歳宮下さん、県内首長最年少 後半戦投開票
2019年4月22日
統一地方選を締めくくる町村長選と市町村議選は二十一日、投開票された。選挙戦となった松川町や根羽村など三町三村の首長に加えて、七市と十五町村の議員の顔ぶれが次々と決まった。
町長選では、十六年ぶりの選挙戦となった松川町で無所属新人の宮下智博さん(39)が現新二人を退けて初当選した。県内の現職首長では最年少となる。坂城町は無所属現職の山村弘さん(72)が三選を果たし、立科町は無所属新人の両角正芳さん(66)が現職らを破った。村長選では、小谷村で無所属新人の中村義明さん(57)が初当選し、無所属新人同士の一騎打ちとなった朝日村は小林弘幸さん(66)が制した。根羽村は無所属現職の大久保憲一さん(61)が三選を果たした。
市議選は松本、駒ケ根、岡谷、諏訪、茅野、塩尻、大町市であり、総定数一三一に百五十二人、選挙戦になった十五町村議選は総定数百五十九に百八十人がそれぞれ立候補した。定数三一に四十二人が立候補して激戦となった松本市では開票作業が深夜に及び、当選確実を決めた立候補者が喜びを爆発させた一方で、固唾(かたず)をのんで結了を待つ陣営もあった。
統一選後半戦は、諏訪、茅野市長選と豊丘村長選、箕輪町や下條村など十二町村議選が無投票だった。