投票率、7市議選全て過去最低
2019年4月22日
松本市など七市議選の投票率を合算した単純平均は51・85%で、駒ケ根市を除く六市議選で選挙戦となった前回選の55・59%を3・74ポイント下回った。七市はいずれも過去最低を更新した。
松本市議選は定数三一に四十二人が立候補して激戦となったが、投票率は43・73%。前回選を3・76ポイント下回り、三回連続で有権者の半数以上が棄権した形となった。
市長選が無投票となり単独で実施された茅野市議選は50・37%で、市長選と同日選だった四年前から9・55ポイント低下した。市長選が二回連続で無投票だった諏訪市でも、前回選を2・83ポイント下回る50・21%だった。
八年ぶりの選挙戦となった駒ケ根市議選は58・94%。今回の七市議選で最も高かったが、前々回選から6・85ポイント低下し、初めて60%を下回った。
定数一六を三人上回る十九人が立候補した大町市議選も前回選から3・65ポイント減の57・32%で、初めて60%を割った。岡谷市議選は4・76ポイント減の54・52%。塩尻市議選は4・93%減の47・88%で、初めて五割を下回った。