6町村長が選挙戦に 27町村議告示、2町議は定数割れ
2019年4月17日
統一地方選後半戦の七町村長選と二十七町村議選は十六日、告示された。一村長選と十二町村議選が無投票となり、このうち辰野、山ノ内町議選はともに立候補者数が一人足りず、定数割れになった。残る六町村長選と十五町村議選は二十一日の投開票に向け、五日間の選挙戦に入った。
豊丘村長選は、無所属現職の下平喜隆さん(64)だけが立候補を届け出て、無投票で三選を果たした。
松川、立科町長選はともに現職と新人の三つどもえの争い。坂城町長選は現新の一騎打ちとなった。村長選は根羽村長選が現新一騎打ち、朝日、小谷村長選は新人同士の争いになった。
町村議選は、上松町や箕輪町、下條村や豊丘村などが無投票。二〇〇七年以降の過去三回の統一地方選後半戦で、定数割れは一五年の南牧村議選だけだった。
無投票も含めた二十七町村議選に立候補したのは、総定数三〇一に対して三百二十人。内訳は現職が百八十八人、元職が十一人、新人が百二十一人。女性は五十二人で、一五年より四人増えた。届け出政党別では、立憲民主が二人、公明が十人、共産が三十人、諸派が一人。無所属は立候補者全体の87%に当たる二百七十七人。