「女性目線で提言を」 当選者2人増で知事
2019年4月9日
県議選の投開票から一夜明けた八日朝、阿部守一知事は、女性の当選者が七人で改選前から二人増えることについて「女性目線で意見、提言をいただきたい」と歓迎した。
男女の候補者数をできる限り均等にするよう政党に求める「政治分野の男女共同参画推進法」施行後、初の県議選だった。女性候補は八人にとどまり、二〇〇七年の県議選で当選した十一人に及ばなかった。阿部知事は「県内では自治会長やPTA会長を男性が務めることが多い。見えないハードルがあると思う」と女性の活躍を促す政策の必要性を語った。
投票率が47・57%と過去最低を更新したことについて「県政を身近に感じてもらえるような取り組みをしたい」と話した。