投票率47・57% 過去最低
2019年4月8日
県選管がまとめた投票率は前回選を1・35ポイント下回る47・57%。1979年から11回連続で低下し、過去最低を更新した。
合区となった飯田市・下伊那郡区など激戦となる選挙区もあったが、立候補者数が79人と過去最低を更新し、政策論争も深まらず盛り上がりに欠けた。
3月施行の改正公選法で、国政や首長選でしか配布できなかった候補名入りのビラを県議選でも配れるようになった。新聞折り込みや街頭演説で配布する候補もいたが、投票率を高めるには至らなかった。
選挙区別では、長野市・上水内郡区の41・39%が最も低く、須坂市・上高井郡区の42・40%が続いた。最も高かったのは飯田市・下伊那郡区の58・89%で、2位は上伊那郡区の56・75%だった。
期日前投票は、3月30日から4月6日の8日間で20万7061人が利用。有権者の14・43%が期日前で投票し、前回選から2・41ポイント高まった。
(渡辺陽太郎)