野々市市長選あす告示
2019年4月13日
統一地方選後半の石川県野々市市長選は十四日、告示される。立候補を表明しているのは、無所属で市長として三期目、町長時代から通算四期目を目指す現職の粟貴章氏(58)だけで、無投票当選の公算が大きい。
粟氏は「市民が主役のまちづくり」「集いとにぎわいの創出」などを掲げ、災害に強い安心安全なまちづくりや地域経済の活性化、新たな住宅地整備を公約に掲げている。
立候補の届け出は十四日午前八時半から午後五時まで、市情報交流館カメリアで受け付ける。三月二十八日現在の選挙人名簿登録者数は四万二千三百八十九人。
金沢など5市議選も
野々市市長選の他にも十四日、金沢、小松、輪島、珠洲、野々市の五市議選が告示される。市議選はいずれも選挙戦となる見込み。十六日告示の川北町長選、五町議選とともに二十一日に投開票される。
定数が輪島、珠洲両市議選でそれぞれ二減となり、総定数一〇二に対し、十二日現在で百十三人が立候補を予定する。内訳は現職八十五人、元職三人、新人二十五人。立候補者数は二〇一五年の前回比で九人減(現職十四人減、新人五人増)となる見込み。
金沢市議選は過去最少だった前回と同じ四十三人が立候補を予定している。一方で女性は市選管が把握する一九七一年以降で最多の七人となる見通し。