県議選 あす投開票
2019年4月6日
石川県議選(定数四三)は七日、投開票される。無投票当選の七選挙区計十二人を除き、七選挙区の三十一議席を四十一人が争う。各地で激戦が続いている。
無投票当選者を除き、立候補者は現職三十人、元職一人、新人十人。うち女性候補は前回と同数の三人。
自民は無投票当選した現職十一人のほかに、現職二十一人を公認し、無所属の新人三人を推薦。現在の三十二議席からの上積みを狙う。国民民主は公認二人で、議席を増やせるかどうかが焦点。公明は二人を公認、共産と社民は各一人を公認し、現有議席の維持を目指す。党派の公認、推薦を得ていない無所属は十人いる。
選挙区別では、金沢市(定数一六)は定数三超の少数激戦を繰り広げている。保守分裂となった白山市(同四)、七尾市(同二)、河北郡(同二)は混戦状態。鹿島郡(同一)は自民が議席を死守するか、国民民主が牙城を打ち破り、再生への足掛かりを築くか注目される。自民が新人を推薦し、独占を狙う野々市市(同二)も予断を許さない。小松市(同四)は自民と国民民主の現職のほか、新人が支持拡大に奔走する。