県議選あす告示
2019年3月28日
統一地方選前半の石川県議選が二十九日に告示される。今回から珠洲市と鳳珠郡が合区となり、二十七日現在、県内全十四選挙区(総定数四三)で計五十三人が立候補の準備を進めている。七選挙区で選挙戦が確実な情勢だ。ただ、無投票区も七選挙区になる見通しで、無投票当選者が一九七九(昭和五十四)年の十四人に次ぐ十二人に上る可能性がある。投開票は四月七日。
現時点で立候補を正式表明したのは現職四十二人、元職一人、新人十人。立候補者数は戦後最少の七九年と二〇一五年の五十七人を下回る可能性が高い。
党派別では自民が公認三十二人と推薦三人。公明と国民民主が公認各二人、共産と社民が公認各一人。党派の公認や推薦を受けない無所属は十二人。
立候補の届け出は二十九日午前八時半〜午後五時、県庁行政庁舎(かほく市以南の八選挙区)、県中能登総合事務所(七尾市、羽咋市羽咋郡南部、羽咋郡北部、鹿島郡の四選挙区)、県奥能登総合事務所(輪島市、珠洲市鳳珠郡の二選挙区)で受け付ける。
投票率は前回が過去最低の48・15%。六回連続で過去最低を更新している。