県議平均年齢、60歳切る
2019年4月11日
七日に投開票された県議選は当選者の平均年齢が五九・〇歳となり、現職の平均年齢から五・四歳若返ることになった。当選時点での平均年齢は、現在と同じ定数や選挙区割りとなった二〇一一年が六五・〇歳、一五年が六〇・九歳で、今回はさらに一・九歳下がった。
七十代の現職六人が引退し世代交代が進んだ。初当選した八人のうち、全国最年少県議となる松崎雄城さん(25)や、福井市選挙区の山浦光一郎さん(37)、鯖江市の山本建さん(35)の三人が二十〜三十代で、平均を押し下げた格好だ。
年代別に見ると、三十代以下の当選者は前回選の一人から四人に増加。五十代は十三人から十人に減った。八十代は変わらず二人だった。地域別では嶺北の平均年齢が五八・八歳、嶺南が六〇・〇歳だった。
(今井智文)