統一地方選2019

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県議選告示、47人が届け出 4選挙区で無投票当選

2019年3月30日

 第十九回統一地方選のうち県議選(定数三七)が二十九日告示され、十二選挙区に現職三十人、新人十四人、元職三人の計四十七人が立候補を届け出た。越前市今立郡南条郡(定数五)、勝山市(同一)、鯖江市(同三)、吉田郡(同一)の四選挙区は定数を上回る立候補者がなく、現職八人と新人二人が無投票で当選を決めた。残る八選挙区は選挙戦に入り、知事選と同じ四月七日に投開票される。

 二〇二三年春の北陸新幹線敦賀開業など、県が転機を迎える今後四年の方向性を決める選挙。観光や産業の振興策や人口減少対策、原発をめぐる政策などで論戦が交わされる。

 立候補者は前回選から二人増加。党派別では自民が二十七人で前回から六人増えた。旧民主系では立憲民主が新人一人を擁立した。公明と共産はそれぞれ前回選と同じ現職一人が立候補した。無所属は自民推薦の一人と政党推薦を受けない十六人。

 県都の福井市(定数一二)には前回より二人多い十五人が立候補し、激戦が必至だ。敦賀市(同三)と小浜市三方郡三方上中郡(同三)はともに現職二人と新人二人の争い。大野市(同二)は現職一人、新人二人が戦う。坂井市(同四)は出馬を検討していた新人一人が立候補し、現職四人との選挙戦に入った。あわら市、丹生郡、大飯郡は定数一に二人が立候補し一騎打ちとなった。

 届け出を終えた候補者は、選挙事務所の前などで第一声。選挙カーに乗り込み遊説に出発した。

 (今井智文)

写真
 

統一地方選の日程

前半戦
知事 告示3/21(木)
政令指定市 市長 告示3/24(日)
県議 告示3/29(金)
政令指定市 市議 告示
投開票4/7(日)
後半戦
一般市長、一般市議 告示4/14(日)
町村長、町村議 告示4/16(火)
投開票4/21(日)
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