県議選定数37に47人出馬意向 8つの区、選挙戦へ
2019年3月1日
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統一地方選で知事選と同じ四月七日に投開票される県議選は三月二十九日の告示まで約一カ月となった。二月二十八日までの本紙の集計では、定数計三七に対し計四十七人が立候補の意向を示している。十二選挙区のうち八選挙区で定数を超える立候補予定者がおり、選挙戦となる見通しだ。
定数を上回る候補者がいるのは福井市、敦賀市、小浜市三方郡三方上中郡、大野市、鯖江市、あわら市、丹生郡、大飯郡の各選挙区。
前回選の立候補者は戦後最も少ない計四十五人だったが、今回は二人上回っている。定数を超えている選挙区も前回より一つ多い。福井市では定数一二に対し十五人が立候補を表明しており、激戦が予想される。
現職議員三十六人(欠員一)のうち三十一人が立候補を予定。五人が引退の意向を示している。元職は三人、新人は十三人が立候補を表明している。
届け出予定の党派別では、自民が二十七人(現職二十三人、新人四人)、立憲民主は新人一人、公明、共産がそれぞれ現職一人を公認。所属県議二人がいずれも引退する国民民主は現時点で新人を擁立する動きがない。無所属は十七人で、うち一人は自民が推薦する。
(今井智文)