知事と県議選の投票用紙を梱包
2019年2月28日
県知事選と県議選(四月七日投開票)に向けて県選管は二十七日、各市町に送る投票用紙の梱包(こんぽう)作業を県庁で始めた。作業は今週いっぱいの予定で、三月四日に発送する。投票用紙は知事選が白色、県議選が薄い黄色。それぞれの点字投票用紙や、船員不在者投票用紙を合わせ、計百三十七万五千五百枚用意した。
県選管の職員十人ほどが、専用の機械で枚数を確認した。県選管によると、今回初めて機械を導入。差し込み口に入れた投票用紙を自動で数える仕組みで、担当者は「手作業で枚数を数えていた例年よりも、作業がスムーズ」と話していた。不在者投票用の封筒や各種証明書など計九万六千八百四枚を含め、各市町分ごとに仕分けし、梱包して送る。
◆統一選ポスター掲示板設置も 福井
四月の統一地方選を前に福井市選管は二十七日、候補者がポスターを張る掲示板の設置を始めた。
掲示板は高さ一・三七メートル、幅七・二八メートルの樹脂製。二枚重ねで、一枚目が四月七日投開票の県知事選・県議選。外した後の二枚目は、二十一日投開票の福井市議選に使う。
三月十五日までに市内六百八十四カ所に設置する。市役所前では、業者五人が角度を調整しながら、手際良く作業を進めていた。
市選管では今回初めて、福井大や福井工大など四大学で、投票日などが書かれたトイレットペーパーを配布するほか、金融機関やスーパーで啓発用ポスターを展示する。
(山口育江)