若者たちに投票PR、明るい選挙本部設置 県選管と推進協
2019年2月15日
県選管と県明るい選挙推進協議会は十四日、四月の統一地方選に向けた共同組織「統一地方選挙明るい選挙推進県本部」を県庁に設置した。今回が選挙権年齢が十八歳以上に引き下げられて初の知事選や県議選となることから、高校生や大学生への投票呼び掛けなどを連携して進める。前回の知事選は投票率が過去最低の48・59%にとどまった。同本部では今後、街頭での啓発活動のほか、テレビCMなどで投票を呼び掛ける。高校生や大学生向けの活動では、知事選や県議選が学校の春休み期間になることから、選挙期間の前から生徒や学生のいる日に学校訪問してアピールする方針。
同本部は一九七五(昭和五十)年から統一地方選ごとに設置している。十四日は県選管の金井亨委員長と、協議会の野路武夫副会長が、県庁の選管委員会室前に本部の看板を設置した。野路副会長は「若い人が選挙に行くよう、広くPRしたい」と話した。
(今井智文)