女性候補17・3% 市議選で最高
2019年4月16日
十四日告示の二百九十四市議選に立候補した女性は共同通信の集計によると千三百九十四人で、全候補に占める割合は17・3%と過去最高になった。八十六市長選には二十四人が立候補した。
市議選に出馬した女性候補を政党別に見ると、公明党の三百一人が最多。次いで共産党が二百七十八人、自民党五十三人、立憲民主党五十一人と続く。国民民主党は十七人、日本維新の会(大阪維新の会含む)は十六人、社民党は十三人、自由党は一人を擁立した。無所属は五百七十六人だった。
女性候補がいなかった愛知県みよし市議選(定数二〇)と大分県津久見市議選(同一四)は、無投票で「女性ゼロ議会」が決まった。
市長選では東京都三鷹市の現職が女性市長初となる五選を目指す。東京都の十一特別区長選には三人、二十区議選には二百八十六人がそれぞれ立候補した。