二階さん地元、共産に敗れる 和歌山県議選
2019年4月8日
自民党の二階俊博幹事長の地元、和歌山県議選の御坊市選挙区(定数一)で、自民現職の中村裕一さん(59)が、共産新人の楠本文郎さん(64)に敗れた。同選挙区では、中村さんが八期にわたり県議を務めていた。
保守分裂となった二〇一六年の御坊市長選の影響で、保守層がまとまりきれなかった。楠本さんは御坊市議を三十年以上務めた知名度を生かし、党派を超えて支持を集めた。
御坊市選挙区の当日有権者は一万九千七百十人で、投票率は62・53%。楠本さんが六千百九十三票、中村さんが五千九百四十六票だった。