大阪ダブル選は維新が2勝へ 都構想掲げ自民系破る
2019年4月7日
大阪府知事、大阪市長の辞職に伴うダブル選は7日、政治団体・大阪維新の会代表の前知事松井一郎氏(55)が市長選で、前市長吉村洋文氏(43)が知事選で初当選を確実にした。「大阪都構想」の推進を掲げて立場を入れ替えて出馬し、ともに自民党推薦で無所属新人の元市議柳本顕氏(45)と元副知事小西禎一氏(64)との一騎打ちを制した。
立憲民主、国民民主、公明、共産各党の地元組織も柳本、小西両氏を支援したことで「維新対反維新」の構図が鮮明となり、都構想の是非や、看板政策について民意を問うためとして入れ替え選に踏み切った大阪維新の政治手法が主な争点だった。
(共同)