統一選前半戦きょう投開票
2019年4月7日
統一地方選前半戦の十一道府県知事選や四十一道府県議選などが七日に投開票される。今回の統一選は十二年に一度の「亥(い)年選挙」で、夏に控える参院選の試金石。与野党は地域活性化などを掲げ勢力拡大を狙う。五日に事実上更迭された塚田一郎元国土交通副大臣の「忖度(そんたく)」発言が有権者の判断に作用しかねず、結果は今後の安倍政権の選挙戦略に影響を与える可能性がある。
前半戦では、大阪府知事と大阪市長の「ダブル選」のほか、自民党支持層が割れる「保守分裂」となった福井、島根、徳島、福岡の四県知事選、与野党対決型の北海道知事選の勝敗が焦点となる。政令市長選は札幌、相模原、静岡、浜松、大阪、広島の六市で、政令市議選は仙台、静岡、北九州を除く十七市で実施される。