市町長選投票率は最低更新
2019年4月22日
県内の市町長選、市町村議選の各投票率は、一部の市長選で二〇一五年の前回を上回ったが、多くの選挙では下回った。統一選前半戦として七日投開票された県議選、名古屋市長選でも投票率は過去最低を更新しており、有権者の地方選への関心の低下が浮き彫りになった。
県内の平均投票率は市長選が50・82%(前回56・11%)、町長選が71・11%(同72・12%)。いずれも過去最低を更新した。
市長選で投票率が前回を上回ったのは、現職の辞職により市長選と市議選が同日選になった常滑市と日進市。常滑市は52・12%で、前回より22・93ポイントの大幅な上昇。日進市は52・03%で、10・19ポイントの上昇となった。
一方、瀬戸市では前回より6・69ポイント低い48・32%となり、現職と元職の激戦となった美浜町や、東栄町でも前回を下回った。