候補者34人、こう訴える 豊川市議選アンケート
2019年4月19日
本紙は、豊川市議選(定数三〇)に立候補した三十四人にアンケートをした。質問は「『任期中にこれだけはやる』と考えている政策」「山脇実市長による市政評価」の二つ。現市政への評価は五段階評価で、数字が大きいほど高評価。
候補者の年代別内訳は、三十〜四十代が十人、五十〜六十代が二十一人、七十代以上が三人。大きな争点はなく、各候補は子育て支援や教育・福祉の充実、主要駅周辺整備、市財政の健全化などを訴える。
三期目の山脇市長は、豊川海軍工廠(こうしょう)平和公園の開園や八幡駅周辺地区のまちづくり、小中学校や保育園へのエアコン設置、市債残高の削減などに取り組んでいる。昨年は多額の負債を抱える第三セクターの複合商業施設「プリオ」を清算し、市が買い取る方針を示した。
現市政には、大半の候補者が「借金を大幅に減らすことができた」「他市に先駆けてエアコン設置を推進した」などと高評価。一方で、低めに評価した候補は「プリオの公有化は短絡的で問題の先送りにすぎない」「市プールの廃止を見直し、存続させるべきだ」などと理由を挙げた。
=届け出順、敬称略