県議選投票率37・01% 4回連続最低更新
2019年4月8日
県議選の投票率は37・01%で、前回の38・50%を下回り、4回連続で過去最低を更新した。野党系の候補擁立が難航し、過去最多の26選挙区が無投票となった。各党間で大きな政策的な争点がないため盛り上がりに欠け、有権者の関心も高まらなかったとみられる。
名古屋市内の投票率は32・19%で、前回より4・23ポイント低下した。特に市議選が無投票となった北区は、前回の37・67%を大幅に下回る23・84%で、県内最低となった。
県内で最も高かったのは豊田市の51・39%。労働組合などの組織票が多い西三河は投票率が比較的高かったが、尾張を中心に有権者の足は鈍く、県全体で低い投票率となった。
期日前投票で投票したのは41万5620人で選挙人名簿登録者の10・84%となり、前回選を2・48ポイント上回った。