統一地方選2019

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自民過半数、続くか 県議選、7日に投開票

2019年4月6日

 百三十八人が立候補した県議選(定数一〇二)は七日の投開票に向け、最終盤を迎えた。今回は五十五選挙区のうち、過去最多の二十六選挙区四十一人が無投票当選。残る二十九選挙区の六十一議席をかけ、九十七人による舌戦が繰り広げられている。

 現有五十四議席の自民は六十一人を擁立し、うち二十五人が無投票当選した。「自民一強」の政治状況下で、県議会でも最大勢力の維持を狙う。

 立憲民主、国民民主、無所属でつくる地域政党「新政あいち」は、改選前の三十四議席からの上積みを目指して四十一人を推薦。前回の「民主」から立民や国民、無所属に分かれた各候補は、連合愛知の支援を受けて自民の過半数阻止に挑む。

 前回選で十二年ぶりに議席を奪還した共産も、改選前二議席の維持と勢力拡大を目指して十人が選挙戦に臨んでいる。二月の知事選では党推薦候補が大村秀章知事に過去最多得票での三選を許したが、どれだけ現県政への批判票を集められるかが鍵となる。

 公明は世代交代の中で現有六議席の維持が目標。維新は一人、減税日本は二人の公認候補を擁立している。

写真
 

統一地方選の日程

前半戦
知事 告示3/21(木)
政令指定市 市長 告示3/24(日)
県議 告示3/29(金)
政令指定市 市議 告示
投開票4/7(日)
後半戦
一般市長、一般市議 告示4/14(日)
町村長、町村議 告示4/16(火)
投開票4/21(日)
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