<名古屋市議選展望> (4)守山区・緑区・名東区・天白区
2019年3月28日
◇守山区(定数五)1減
北野由晴 43 自現<2>
松井良憲 54 自現<2>
川口正章 45 立新 =あ
小川俊之 43 国現<3> =あ
金庭宜雄 59 公現<4>
榑松順子 62 共現<2>
河本有子 43 減新
橋本裕子 61 諸新
浅野共市 75 無新
定数が一減し、五枠を九人で争う。自民はともに三選を目指す松井と北野で二議席死守の構え。公明の金庭は五選、前回トップの国民の小川は四選に突き進む。立民の新顔川口も議席確保を目指す。共産は三選を目指す榑松で、減税はフラダンス講師の新人河本を立てて議席死守を狙う。新顔の橋本は幸福実現党から挑む。
◇緑区(定数七)1減
岩本崇宏 46 自現<3>
中里高之 54 自現<3>
岡本康宏 42 立現<3> =あ
小野沢美希 28 立新 =あ
近藤和博 44 公現<2>
佐橋亜子 51 共現<2>
増田成美 45 減現<1>
余語冴耶香 41 減元<2>
竹村依子 64 諸新
定数一減の七枠に九人が立つ見込み。自民はともに四選を目指す岩本と中里で二議席の堅持、公明は近藤が三選に向け着々と進める。立民は四選を狙う岡本と車いす利用者の新顔小野沢で二議席を守りにいく。共産は佐橋が三選に挑む。減税は衆院選に出馬した余語が市議への復活、増田が再選を狙う。竹村は幸福実現党から初当選を目指す。
◇名東区(定数五)
丹羽宏 58 自現<3>
村上忠明 53 立新 =あ
日比美咲 34 国現<1> =あ
小林祥子 62 公現<4>
斉藤愛子 63 共現<1>
浅井康正 68 減現<2>
現職五人と新人一人が五議席を争う。自民は四選を目指す丹羽に絞り、公明は小林が五選を狙う。国民は補選で初当選した日比が議席確保を期す。立民は三月になって村上を擁立し、議席奪取を狙う。共産は再選を目指す斉藤、減税は三選をうかがう浅井で議席を守る構え。
◇天白区(定数五)
成田隆行 44 自現<3>
田中里佳 56 立現<6> =あ
堀田太規 44 国元<1> =あ
三輪芳裕 59 公現<5>
田口一登 60 共現<6>
鈴木孝之 58 減現<2>
太田敏光 70 無新
加納靖子 32 無新
五議席を各党の公認候補などの八人で争うとみられる。立民の田中と共産の田口は七選、公明の三輪は六選、自民の成田は四選、減税の鈴木は三選をそれぞれ目指す。減税で初当選し前回は維新から立った堀田は国民で、前回は自民公認で次点だった加納は無所属で、経験豊富な現職勢に挑む。
=終わり
【注】立候補予定者の並びは(1)公認政党の衆院勢力(2)現職、元職、新人(3)当選回数(4)五十音−の順。政党などの表記は自=自民、立=立民、国=国民、公=公明、共=共産、減=減税、あ=新政あいち、諸=諸派。四角囲みの政党は推薦・支持の政党。<>内の数字は当選回数。敬称略。年齢は投票日基準。