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岐阜

自民王国、挑む野党 現新3人が立候補

2019年7月5日

 参院選は四日、公示され、岐阜選挙区(改選数一)では現職一人と新人二人の計三人が立候補した。二十一日の投開票に向け、十七日間にわたる論戦が始まった。

 再選を目指す自民現職の大野泰正さん(60)=公明推薦=に、野党統一候補として臨む立憲民主新人の梅村慎一さん(48)=国民民主支持=が挑む事実上の一騎打ちの構図となった。諸派新人の坂本雅彦さん(47)も届け出た。

 大野さんは、自民が衆参で県内の全選挙区を独占する厚い保守地盤を背景に、組織戦を展開する。梅村さんは国民、共産、社民との共闘により、どれだけ票の上積みができるかが焦点となる。四日はそれぞれ岐阜市内の事務所で第一声を上げ、選挙カーで各地を回った。

 政治団体「NHKから国民を守る党」の坂本さんは選挙期間中、県内で目立った活動をする予定はないという。

 期日前投票は五日から二十日まで、県内百九十八カ所(大学四カ所、商業施設五カ所を含む)で実施される。

主な政党の公約

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